知られざるエマヌエル・バッハ (C. P. E. バッハ) を紹介するこのサイトに関するブログです．

エマヌエル・バッハの協奏曲の第 2 楽章の魅力

エマヌエル・バッハの鍵盤協奏曲は第 2 楽章にとくに魅力があるものが多い． モーツァルトのピアノ協奏曲も同様です (たとえば 第 23 番) が，それはモーツァルトがエマヌエル・バッハをまねたからでしょう． (一方，モーツァルトは第 1 楽章の形式ではクリスチャン・バッハをまねています.)

長調の協奏曲の第 2 楽章

エマヌエル・バッハの長調の協奏曲の第 2 楽章はたいてい短調です．そのなかでも Wq. 14 がとくに魅力的におもえます．

エマヌエル・バッハの鍵盤協奏曲でも，すべての長調の曲の第 2 楽章が短調であるわけではなくて，Wq. 43-5 は基本的に長調です．

短調の協奏曲の第 2 楽章

エマヌエル・バッハはモーツァルトとはちがって短調の協奏曲を多数つくっていますが，短調の協奏曲の第 2 楽章はたいてい長調です．長調でも変異音があるからか，心にしみる響きがあります．このサイトのトップページにのせた Wq. 17 の第 2 楽章が私にはとくに魅力的です．

エマヌエル・バッハの鍵盤協奏曲でも，すべての短調の曲の第 2 楽章が長調であるわけではなくて，Wq. 43-4 は基本的に短調です．

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